動画と全く関係ないシリーズ第二弾
ここでは手湿疹の治療について筆者の経験を交えて紹介する。
当然のことだがここに書いてあることは、素人の私が適当に調べたことと自分の経験だけであるので、正しいとは限らない。
間違った記述がある可能性もある。
そもそも手湿疹なのか感染症などによる皮膚炎なのかも判断しなければならないので、まずは皮膚科にかかることが望ましい。
手湿疹・主婦湿疹とは
汗疱・異汗性湿疹
筆者の経験
私は大学生の頃飲食店でアルバイトをして、その時にひどい手湿疹になった。
指が一回り太くなったような感じになり、指紋も消え手が全体的になんだかテカテカした感じになっていた。
とにかくひどい痒みで、今思い出してもよくあんな状態でバイトを続けられていたと思う。
皮膚科にかかりステロイド治療薬と手の乾燥を防ぐクリームを塗るとかなりよくなったので、それからもしばらくその仕事を続けていた。
とはいえやはり根本的原因は飲食店での洗い物なので、結局そのアルバイトは1年ほどでやめた。
当時の私はバイトをやめ洗い物をしなくなれば自然と治っていくと漠然と考えていたのだが、全くもって甘い考えだった。
勿論洗い物をほとんどしないため多少はよくなったが、その後も数年はひどい状態が続いた。
皮膚科にいかなくなった(当時は車ももってなくて病院まで行くのが億劫だった)ので薬を全く塗ってなかったせいも大きいだろう。
市販のものでもステロイド剤の効果はやはり高く、ステロイド軟膏を塗るようになってからはかなりよくなった。
水にあまり触らなくなってからもこれなので、日常的に洗い物をしなければならない立場の人であれば尚更であろう。
ネットで調べれば多くの体験談を見ることができる。
10年、20年以上にわたって湿疹に悩まされている人も少なくないようだ。
湿疹になってから9年ほどたつが、ここ1年ほどはかなりよい状態が続いている。
いつ頃だったかもう覚えていないのだが、なかなか治らないのでさすがに私もちょっと調べる気になり、いろいろ試した結果よくなった。
以下では手湿疹の治療について参考になるリンクと、筆者が試したものなどを紹介する。
リンク
手湿疹について参考になるサイトのリンク
しかし調べてみるといろいろありすぎるので一部のみ。
Googleなどで「手湿疹・治療」などと検索するのが吉。
同じ悩みを持つ者同士で情報交換したいならここ。
sage進行じゃないと思うけど、sageが何かわからない程度に2ch慣れしていない人にはオススメしない。
今年の6月くらいまで湿疹スレがあったが落ちてしまった。上のスレが新スレになるのだろうか。
クラスに薬を服用する方法
汗疱についての症状写真や、治療法などが紹介されている。
私が使っているセキュリティソフトのF-SecureInternetSecurityでは危険なサイトと判断される。(けどどういう理由で危険か示されない)
たぶん大丈夫だと思うが…
汗疱に悩む方がいろいろな治療法を試している。
症状がよくなったり悪化したりという経過が書かれているので参考になる。
2006年から結構長く続いているサイト、そして色々試しているにもかかわらず今も悩まれているのが難しいところ。
治療
ステロイド治療薬
皮膚炎の治療薬と言えばやはりステロイド軟膏。
最初皮膚科医院でもらった薬はまさに劇的と言える効果で、塗った翌日にはもう効果が目に見えるレベルだった。
3日もすればあれだけひどかったのに…というレベルで症状が改善した。
当時はどんな薬かなんて全く気にしなかったので、薬の名前などを全く覚えていないのが悔やまれる(まぁかなり強いステロイド剤だったのだろう)
今私が使っているのはアンテドラッグというもので、患部で効果を発揮し、体内に吸収されると分解されるというもの。
ドラッグストアの皮膚治療薬の棚にいけばたいてい置いてある。
軟膏、クリーム、ローションタイプの三種類があるが、手に塗るなら普通軟膏かクリームを使う。
炎症部がじゅくじゅくすることも多いので軟膏がいいと思うが、手がべたべたするのが嫌な人はクリームタイプを使うようだ。
私は軟膏タイプしか使ったことがない。
ステロイド・アンテドラッグ薬
私が使っているものなどをちょっと紹介する。
ちょっと見た限りではどのメーカーのものも成分に違いはないようだ。
- リビメックス コーワ
- コーワのステロイド剤。
- 皮膚科にいかなくなってからは薬なしで過ごしていたが、しばらく経ってからはこの薬を使い始めた。
- 薬局で手軽に買えるレベルの薬なので皮膚科でもらった薬ほどの劇的な効果はないが、やはり塗ると塗らないでは全く違う。
- この薬を塗り始めてからはかなりよくなった。
- まぁ一部治ったら今度は別の部位が炎症起こすのがパターンなので、ステロイド治療は結局いたちごっこになるのだが…
メンソレータム メディクイック
近くのドラッグストアには売ってなかったので私は使ったことがないのだが、ネット上でしばしばこの薬がいいという話をきく。
甲状腺結節の治療
ダイヤメルゾンPV
つい最近リビメックスが切れたので新しく購入してみた。ドラッグストア(地元にあるV.dragストア)で10gチューブが1,480円と上2つよりちょっと安い。
まぁ薬に金出すのを渋っても仕方ないのだが…成分表を見る限り他メーカーのアンテドラッグ剤と変わりないようだ。
1ヶ月ほど使っているが、効果が違うとかは感じない。 (*1)
5gなら1,000円以下で購入できるので、ステロイド使ったことない人はお試し的にこれを使ってみてはどうだろう。
ハンドクリーム
最初医者にいった時、普段から保湿用のクリーム(というか軟膏だったかも)を塗っておくことと言われていた。
汗疱では保湿しない方がいいと書いているサイトを見たことがあるが、手の保護のため基本的には塗っていた方がいいと思われる。
- 白色ワセリン
- 名前の通り白色ワセリン。薬局ならどこでも買えると思われる。
- 50gで300円程度と低価格。今もこれをメインの保湿剤として使っている。
- 下記のサイトで紹介されているが、手湿疹に限らず乾燥肌に非常に効果がある。
冬はリップクリームとしても優秀。
毎年冬は唇の端の方が割れて痛かったが、ワセリンを塗り始めてからすっかりよくなった。
"メディア"は十代の食欲不振に影響を与える
- OSスキンクリーム
- 一時期使っていた。ちょっと独特の匂いがあるが、乾けばそれほど気にならない。
- シジュウムには抗炎症作用があるということだが…当然ステロイドの代わりになるほどの効果はない。
- 別に悪いというわけではない。が、個人的には価格分の価値はなかったかなという印象。
- ロコベースリペア
- 2chの湿疹スレでよいと紹介されていた。
- 私は使ったことがない。
- 尿素配合クリーム
- 一時期尿素配合クリーム(どんなだったか忘れた)を試したことがあるが、どうも肌に合わなかったようなのですぐ使わなくなった。
- この記事を書くにあたって改めて調べてみたら、尿素系クリームは手湿疹にはよくないらしい。
- 以下のサイトで解説されている。内容を全面的に信じるなら、手湿疹に尿素クリームは最悪とのこと。ただこのサイト自体は信用していいのかどうか判断がつかない…
ビタミン剤
- 新エバユースB26
- 肌荒れといえばビタミン欠乏…というわけで飲んでいるビタミン剤。
- 昔どこかのサイトで紹介されていたのを見て飲み始めた。
- 正直なところ効果あるのかどうかよくわからないが、治療の一環として飲んでいる。
- 今回買った分がなくなったら一度飲むのをやめて経過を見てみたい。
ビオチン療法
手湿疹の治療法をいろいろ調べている時にみつけた。
特にアトピーの治療法のひとつとして紹介されていることが多い。
もちろんビオチン欠乏してなければ意味がない。
- 1人で出来るビオチン療法
- ビタミン・ミネラルの泉 ビオチン療法
対策
洗い物・掃除
私がそうであったように、洗い物が原因で手湿疹になる人は多い。
とはいえ洗い物や掃除はしないわけにはいかないので、
手袋
綿手袋をつけておくと手の保護になる。
洗い物をする時のゴム手袋も手には刺激になってしまうので、ゴム手袋の下に綿手袋をつけるとよい。
食器洗い乾燥機
これは非常に便利な機械なのだが、白物家電としては普及率の低い部類にはいる。
結構高い機械なのでそうそう簡単に購入するわけにもいかないだろうが、単純に洗い物をしないという対策としては最高。
多くのケースで水道代の節約にもなると思われる。
まぁちょっとした洗い物とか大きな鍋など、全く水に触れないというわけにはいかないが、それでも効果は大きい。
据え置きタイプでは松下や東芝が(たぶん)主流だが、6人用でかなり大きい。
象印は4人用で比較的コンパクトなものがあるので、キッチンのスペースによってはこちらも一考のこと。
リフォームの予定があるなら、ビルトイン式の食洗機を是非つけておきたい。
食器洗い乾燥機の取り付けには、給水用の分岐水栓取り付けや、コンセントが近くにない場合専用回路追加などの設置工事が必要になる。
コンセントが近くにあるなら分岐水栓の取り付けは自分でもできるが、基本的には電気屋にやってもらうことになる。
まずは近くの電気店で聞いてみるのがいいだろう。
古いが食器洗い機に関する記事
入浴時
入浴剤
一番ひどい時期は入浴剤を入れた風呂にしばらく浸かっているとじんましんが出ていた。
濁った感じになる入浴剤を使った時はかなりひどかった。
私の場合は飲食店での洗い物が湿疹の原因だったので、入浴剤の成分というより濁ったお湯につかるということ自体が精神的ストレスになっていたのかもしれない。
そういう理由で私の場合はそれ以来入浴剤は全く使っていない。
肌荒れ・アトピー対策などの薬用入浴剤などもあるので、人によってはそういったものが有効なケースもあるだろう。
シャンプー・ボディソープ
シャンプーは洗剤みたいなものなので、当然手にはよくない。
化学成分を含まない低刺激なシャンプーを使った方がいい。
低刺激シャンプーの分野は結構いろいろ種類があるようなので調べてみるといいだろう。
まとめ
いろいろ試した甲斐あって、根治したというわけではないが、ステロイド治療薬は今は使っていない。
ときおり指の腹に水疱がぽつぽつとできているが、しばらくすると自然と消えていく。
以前であれば水疱ができはじめるとそこから炎症がひどくなっていたものだが、そういうこともなく非常によい状態が続いている。
私が試した治療法で効果があったと思うものをここにまとめておく。
白色ワセリン
手の保護に白色ワセリン。体に害はないので、どんな人にもオススメできる。
もちろん効果に個人差はあるだろうが、私の場合はワセリンを塗り始めてから明らかによくなった。
値段も安く手軽に試せるので、湿疹に悩んでいる人は是非試してもらいたい。
ステロイド軟膏
忌避されることが多いステロイド剤だが、やはり炎症を抑えるにはこれが一番。
根本的な治療にはならないが、とにかく猛烈な痒みを抑えられるのは非常にありがたい。
これで炎症を抑えつつ、他の方法で少しずつ症状がよくなるようしていくのがいいだろう。
シャンプーを変える
シャンプー・トリートメントにはこだわりのある人が多いかもしれないが、これらは手に大きな刺激を与える。
髪はまずおいておくとして、手に優しいシャンプーに変えよう。
そもそもひどい湿疹があるとシャンプーがしみて痛いので、髪を洗うこと自体億劫になる。
石鹸やボディソープも同様。
石鹸とひとくちに言ってもいろいろあるので、無添加石鹸を選ぶようにしよう。
以上でこの記事は終わり。
手湿疹に悩む全ての人に幸あらんことを。
リンク
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